逝きし日の思い出:赴任直前のメモ

0.はじめに

思い返せば2年前、まさかの3教科担当に慌てふためていていた頃、M県で教員を始めた隣の研究室の某君とした電話の内容である。

あちらも赴任直後で忙しかったろうに、付き合ってくれてありがたかったという気持ちでいっぱいである。

赴任からプチハプニングは色々あったが、(某イベント授業と某研修が重なって非常に忙しかったこと、5教科持たされて同僚のロストが発生したことetc)、「なんとかなる」のだと感じている。

以下、その内容を記録し、2年と5か月目を迎えた社会人生活を振り返るとする。

1.赴任直前のメモ

概要:A4の紙に両面で書かれている。裏面は半分しか書かれていないあたり、慌てて書いたことがよくわかる。反省するべし。

㋐息抜きに関すること

「月1で某都で遊ぶ」「ソチも日曜のオフは遊ぶべし」「土日に買いだめするつもりだよ」「某研修で空いた日に有給を取るべし」「午前休を有効に活用するべし」「5日間年間で休むべし」

この2年間、振り返ってみるとあまり休めて無いですねぇということがよくわかる。理由を考えれば計画性の欠如があげられるだろう。さしあたり、金曜日夜と火曜日夜に、予定整理の時間を入れるようにしたいと考えている。

 

㋑職場の人間関係に関すること

「若手顧問と仲良く」「せっかくなら楽しく」「ネットワーク構築」「〔同僚・対象者含め〕生き物の観察をする」「たくさんコミュニケーションの糸を張っておく」「教員はお話好きである」

最初の項目については、「30代なら若い」「ベテランはきついかも」という注釈が書いてある。最後の項目については「それはそう。フランクに話す」と赤字で書き込みがある。実現できているかというと、限りなく疑問である。「生き物の観察」というのは辛辣だが、手帳にメモるのは良いと思った。

㋒某君の世界に対するとらえ方

「〔前任の若手の反応として〕4年間長かった」「〔ベテランの先生の反応として〕ニコニコ」「割り切らないときつい」

まあ、すべてはとらえ方次第なんですよね(ミスターチルドレン)。

2.所感

2年前振り返ると、未経験科目は板書でやるべきだったなあと思う。よくわかってないことを説明したり、問いかけるのは不誠実なので。次の勤務先に行くときは、参考にさせてと4月分だけでもプリントもらうようにしよう。そして、一緒に持つ場合は、プリント・板書そろえようと思う。物理の某先輩を考えると、自分が板書なのはよいと思うが。